時事寸評

読売の記事である。



ダボス会議閉幕…再生訴えも影薄い日本、主役は中・印

 【ダボス(スイス東部)=中村宏之】世界各国の政財界の要人や学識経験者が一堂に会して、政治、経済の動向を議論する「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)が29日、5日間の日程を終えて閉幕した。

 日本からの参加者は小泉改革の進展や経済の再生ぶりを訴えたものの、聴衆の関心は成長を続ける中国やインド経済に集中し、日本の存在感は希薄だった。
       ・・・(中略)・・・
 竹中氏は・・・(中略)・・・小泉改革の成果を宣伝した。中川氏も「中国の発展ぶりと比較されるが、日本は復活した。変化を正当に評価してほしい」と訴えた。
 しかし、会場は空席の多さが目立ち、関心の低さを浮き彫りにした。また、2006年の世界経済を展望した分科会では、「日本経済は回復しているが、世界経済への寄与度はもはや小さい」(朱民・中国銀行頭取補佐)と指摘されるなど、世界経済に占める比重の低下は否めなかった。
              (読売新聞) - 西暦1月29日22時57分更新》




政・財・官・メディア界内の黒い百人組には不愉快なことだろうが、事実はこんなものである。この記事ならナベツネもまあよいというのではないか。森田実さんのページを読むと、どうやら日本の政・財・官・メディアには、ナベツネも手を焼いている黒い百人組、闇の組織があるらしいのだ。大読売も、いつまでも黒い百人組に動かされているんでは、サンケイと同じ運命は確実である。朝刊紙というんでしたっけ。
これにも何かいう者がいるだろうが、小泉首相の「靖国参拝は中・韓以外は文句を言っていない、アメリカも言っていない」、という発言と同じ。白けるばかりである。危機感覚ゼロである。

戦前は、大日本帝国はイギリスの属国だったのに、アメリカの国力を過小評価してクニを滅亡の瀬戸際まで陥れたが、今はアメリカの属国で、中国の国力を過小評価してクニを滅亡に導こうとしている。昔とおんなじ道たどってるよ。ネットな「右翼」とそれに洗脳されている2チャネラーはそろそろ目を覚まさんかい。おまえら、どうころんだって、支配階級じゃないんだから、黒い百人組についていっても、いいことなんか一つだってあるわけない。