沖縄県議会、沖縄戦県民自決に軍関与を否定した教科書検定に抗義

八重山毎日新聞(日本最南端の新聞社とある)
今日の記事

6月22日沖縄県議会が
今年教科書から、沖縄戦沖縄県民の集団自決に関し軍の関与を削除した検定の撤回、記述の復活を求める
決議を全会一致であげたことを
報じている。
記事アドレスは以下。

http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=8515

決議全文は、はてなブログ「世相両断」6/23で読める。
http://d.hatena.ne.jp/warabidani/20070623


この決議を沖縄の意志と重く受け止めなければならない。文部科学省は一刻もはやく誤りを正すべきである。


削除の理由は、軍上層の自決命令の書類がのこっていないことのようだが、文部科学省も、証言や記憶は証拠にならないとか、官僚の書類がなければ存在しなかったのだと言い続けているネットウヨクや、わざわざアメリカの新聞に従軍慰安婦否定の全面広告を出して無反省と厚顔無恥をさらした一部国会議員らと同じ頭の水準である。


日本国国会は、強行採決しかしない政府与党によって、機能を麻痺させられているが、沖縄県議会は議会として機能している。